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ドル81.29円付近でもみあい、実需・投機筋ともにフロー目立たず - 4.23 日

ドル/円は81.29円付近でもみあい。きょうは実需、投機筋ともに目立ったフローは見られないという。市場参加者によると、81円後半はオファー優勢で、「81.80─81.90円に売りオーダーが入ってきている」(国内銀行)。一方、下値は81.30円より下の水準でストップが観測されている。豪ドルは84.09円付近と下げ渋っている。中国の4月HSBC製造業PMI(購買担当者景気指数)速報値は49.1と前月の48.3から上昇。中国景気の先行き不安がやや後退して、豪ドルに買い戻しが流入している。豪ドル/円が下げ足を速め、84円を割り込んだ。オーストラリア連邦統計局が発表した第1・四半期の豪生産者物価指数(PPI、輸出品は除く)は前年同期比プラス1.4%となり、市場予想の同プラス2.2%を下回ったことで豪ドル売りが強まっている。豪州では第1・四半期の消費者物価指数(CPI)があす発表されるが、発表を前にオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の5月の利下げシナリオがあらためて意識されている。ユーロは107.38円付近。朝方からやや水準を下げている。IMFの資金増強について前週末に合意されたものの、ユーロ圏財政問題国の財政再建をめぐってなお不透明感がぬぐえず、ユーロ売りが再び強まる事態への警戒感が根強い。ユーロ/円のテクニカル面について、「下からのサポートと上からの圧迫要因、どちらが勝るのかが今週の注目点」(大手邦銀アナリスト)との指摘が出ている。日足チャートでは、前週の戻り歩調で突破した一目均衡表の「雲」の上限(107.15円付近)がサポート役を果たす一方、21日移動平均線(107.85円付近)が上値抵抗線となっている。
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