日銀:長期国債10兆円増額、年限3年に拡大-期限を来年6月末に | IFCM ジャパン
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日銀:長期国債10兆円増額、年限3年に拡大-期限を来年6月末に - 4.26 日

日本銀行は27日開いた金融政策決定会合で、資産買い入れ等基金における長期国債の買い入れ額を10兆円増額し、対象国債の残存期間を1-2年から1-3年に拡大すること、さらに基金の買い入れ期限を来年6月末に延長することを決定した。また、株価指数連動型上場投資信託を2000億円、不動産上場投信(J-REIT)を100億円増額する。政策決定は全員一致。日銀の追加緩和は2月14日の金融政策決定会合以来。日銀は会合終了後の公表文で「消費者物価の前年比は、マクロ的な需給バランスの改善を反映して、展望リポートの見通し期間後半にかけて0%台後半となり、その後、当面の『中長期的な物価安定のめど』である1%に遠からず達する可能性が高い」としている。日銀は資産買い入れ等基金のうち、金融資産の買い入れを「30兆円」から「40兆円」に増額する一方で、固定金利方式の共通担保オペについては、応札額が提示額に達しないケースが発生している状況を受けて「35兆円」から「30兆円」に減額する。今年年末時点における基金の規模は従来どおり65兆円とし、70兆円への増額は来年6月末をめどに完了する。日銀は2月14日の決定会合で、消費者物価指数(CPI)前年比上昇率で2%以下のプラス、当面1%を「中長期的な物価安定のめど」と設定。当面1%上昇を目指し、それが見通せるまで実質ゼロ金利政策の維持と資産買い入れ等基金などにより、強力に金融緩和を推進していくと表明し、10兆円の長期国債買い増しを決めた。
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