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ドル・円が80円台回復、製造業景況指数改善で米景気懸念後退 - 5.1 日

ドル・円相場が引き続き、1ドル=80円前半を維持している。製造業景況指数の予想外の改善を受け、米国の景気減速懸念が和らいでいることが背景にあり、ドルは前日に付けた約2カ月ぶり安値から値を戻している。 午後1時25分現在のドル・円相場は80円27銭前後。午後に入り、一時、前日の海外市場で付けたドル高値(80円30銭)に並ぶ場面もあった。 ドルは対ユーロでも1ユーロ=1.32ドル半ば付近から一時1.3211ドルと海外時間に付けた高値(1.3204ドル)付近まで値を戻し、その後は1.32ドル前半でもみ合っている。ユーロ・円相場は、足元では106円台前半で推移している。米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業総合景況指数は54.8と、前月の53.4から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は53だった。同指数で50はサービス業活動の拡大と縮小の境目を示す。 米国では前週末発表された第1四半期(1-3月)の実質国内総生産(GDP)速報値の伸び率が市場予想を下回ったほか、1日発表の4月のシカゴ地区製造業景況指数が2009年11月以来の低い伸びとなり、景気減速への懸念が強まっていた。こうした中、前日の東京市場ではドル・円が一時79円64銭と2月21日以来のドル安・円高水準を付けていた。 製造業景況指数の改善を受け、1日の米株式相場は上昇し、ダウ工業株30種平均は07年12月以来の高値を記録。米国債相場は反落し、10年債利回りは約3か月ぶり低水準から上昇した。
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