ユーロ3カ月半ぶり安値圏、ギリシャ情勢重し-ドル79円後半 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

ユーロ3カ月半ぶり安値圏、ギリシャ情勢重し-ドル79円後半 - 5.10 日

ユーロ・ドル相場が約3カ月半ぶりの安値を更新した。総選挙後のギリシャで新政権の連立交渉をめぐる情勢が引き続き不透明な中、ユーロ売り圧力がかかりやすい展開が続いた。 ユーロは一時1ユーロ=1.2905ドルと、1月23日以来の水準まで下値を切り下げた。ユーロ・円相場は1ユーロ=103円台前半を中心に取引され、午後には一時102円97銭までユーロ安・円高が進んだ。 この日は中国で4月の物価関連指標のほか、鉱工業生産や小売売上高の経済指標が発表されたが、軒並み弱い内容となった。また、インドで発表された3月の鉱工業生産指数も、前年同月比で3.5%の低下と、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想の1.7%上昇に反して、マイナスとなった。 一方、ドル・円相場は1ドル=79円台後半を中心に推移。午前に付けた79円98銭から、午後にかけて円が強含みとなり、一時は79円74銭まで円高に振れた。午後4時現在は79円80銭付近で推移している。前日の海外市場では米失業保険申請件数の結果を背景にドル買いが優勢となり、一時80円02銭を付ける場面も見られていた。 ギリシャでは、6日の総選挙の結果を受けた政局混迷が継続。第1党となった新民主主義党(ND)のサマラス党首が7日に連立樹立を断念し、第2党の急進左派連合(SYRIZA)も失敗し、第3党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が政権樹立にこぎ着けられなければ、再選挙に持ち込まれる可能性がある。
IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back