ドル80円付近で停滞、ユーロや豪ドルは下げ渋り


5/14 日
東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの80円付近。一日を通じて狭い範囲での値動きに終始した。 午前には、ギリシャの政局不安でリスクオフムードが広がり、ユーロ/ドルが4カ月ぶり安値、豪ドル/ドルは5カ月ぶりのパリティ割れとなったものの、午後にはいずれも下げ渋った。午前、上海総合指数.SSECがマイナス圏に沈むと、ユーロ、豪ドルとも特に対ドルで下げたが、同指数が上昇に転じるといずれも下げ渋った。しかし、ギリシャの新内閣組閣をめぐる情勢が不透明なため、ユーロの新規買いを難しくさせている。 ギリシャでは、パプリアス大統領が先の総選挙で第1党となった新民主主義党(ND)第2党の急進左派連合、第3党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の幹部を招集し、政権樹立に向け最後の仲介を行う考えを示している。大統領府当局者は「協議は(14日)午後7時半(1630GMT、日本時間15日午前1時半)に継続される」と語った。ただ、急進左派連合関係者によると、同党のツィプラス党首は、14日の連立協議に参加しない意向を表明しており、情勢はなお不透明。ある邦銀の関係者は「デッドラインも不明瞭で先行きが読みにくい。一方、新内閣の組閣が土壇場でまとまる可能性もある。動きにくい」と話した。 一方、短期筋のユーロ売りポジションが高水準に蓄積するなか、市場ではユーロ買い戻しのきっかけを模索する動きが出ている。今週はきょうのユーロ圏財務相非公式会合を手始めに、明日は独仏首脳会談やEU財務相理事会、週末18日からはG8サミットと重要な国際会議が相次いで行われる予定だが、「こうしたイベントが買い戻しのきっかけになるかが焦点」(欧州系銀行)との見方が出ていた。この欧州系銀行の関係者は「1.3ドルを超えてくればストップロスが出てくるだろう」と話していた。
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