ユーロ1.26ドル台後半へ下落、ユーロ/円は102円割り込む


5/16 日
ユーロは1.2683ドル付近でこの日の安値圏。欧州勢の参加により、1.2700ドルの手前にあったオプション関連の防戦買いが崩され、一気に1.2700ドルを割り込む展開となっている。ユーロ債券市場でスペイン国債の利回りが上昇していることもユーロ売りの材料になったという。対ドルでのユーロ安につられ、ユーロ/円も101.90円まで下落したが、ドル/円が80円前半で足踏み状態となっていることで、ユーロ/円の下げピッチは比較的穏やかなものにとどまっているという。ユーロ/円は102.26円付近。午後、ユーロ/ドルの急落で圧迫される場面があったものの、下落幅は限られ、底堅い推移を続けている。ただ、市場では、ユーロ/円の下げ余地はまだ残されているとの見方が複数出ている。新生銀行・市場営業本部の政井貴子部長は、ユーロ/円の短期的な下値メドを心理的なフシ目である100円とする。ギリシャ問題との関連で欧州中央銀行(ECB)が日米各中銀に比べてもう一段深く金融緩和をせざるを得ないとみられるなか、ユーロは対ドル、対円でもう一段レンジを切り下げるとみている。一方、三井住友銀行・市場営業統括部の山下えつ子チーフ・エコノミストは「短期的な下値メドは持ちにくい」と話した。ギリシャの次回総選挙までの間の世論調査の動向をまずは注目したいとのスタンスを示したうえで「(再選挙まで)1カ月間、憶測だけでずっとユーロ売りが続くかは不透明だが、ユーロを買える話は何もない」とした。ドルは80.38円付近。日経平均.N225が下落する中でも底堅い推移を続けている。前日、市場予想よりも良好な米経済指標が相次いだことに加え、一部の海外勢を中心に日銀の追加緩和に関する思惑が高まったこともドル/円をサポートしている。



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