日本の格付けを「A+」に引き下げ - 5.22 日
格付け会社フィッチ・レーティングスは22日、日本のソブリン信用格付けを引き下げた。世界最大の公的債務の圧縮に向けた政府の「悠長」な姿勢を指摘した。
長期・自国通貨建て格付けは1段階の引き下げで「A+」となった。見通しはネガティブ(弱含み)。
政府は1月、財政収支を2020会計年度までに均衡させる目標について、提案されている消費税引き上げが実現しても達成は難しいとの見通しを示していた。
フィッチは発表文で「日本の財政健全化計画は他の高債務・高収入諸国に比べても悠長に見える。さらに、計画実践に対しては政治的リスクがある」と指摘した。
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