ユーロ対ドル1カ月ぶり高値から上げ幅縮小、債務懸念根強い - 8.3 日


ユーロが対ドルで一時、1カ月ぶり高値を付けた後、上げ幅を縮小している。世界的な株高を背景にリスク許容度の改善が意識される中、朝方はユーロ買いが先行したが、欧州債務危機への対応が依然不透明なこともあり、その後は売りに押される展開となった。 ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.23ドル後半から一時1.2444ドルまで上昇し、7月5日以来のユーロ高値を更新。しかし、買い一巡後は急速に伸び悩み、午後1時40分現在は1.2392ドル前後となっている。 ユーロ・円相場は1ユーロ=97円40銭前後から一時97円80銭と7月12日以来の水準までユーロ高・円安に振れたが、その後97円前半まで値を切り下げ、同時刻現在は97円22銭前後となっている。 ドル・円相場は1ドル=78円後半から一時78円34銭まで円がじり高。前週末には米雇用統計を受けて米長期金利が上昇したことを手掛かりに、7月20日以来の水準となる78円77銭までドル高・円安が進んだ。

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