スペイン債下落-6日のECB発表が期待外れのリスクを意識 - 9.5 日


スペイン2年債相場は下落。前日までの3営業日は1カ月間で最大の値上がりとなっていたが、欧州中央銀行(ECB)が6日に国債購入計画を発表するとの期待が幾分薄れた。 2014、15、16年償還債の入札を控えスペイン10年債相場も下落している。ドラギECB総裁は6日の政策決定後の記者会見で購入計画の詳細を示すとみられているが、ラボバンク・インターナショナルの債券ストラテジスト、リチャード・マクガイア氏は計画については「膨大な量の詳細を具体的に詰めなければならない」として、「失望」の余地があると指摘した。 ロンドン時間午前9時26分(日本時間午後5時26分)現在、スペイン2年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.13%。4日までの3営業日で64bp低下していた。10年債利回りは4bp上昇の6.61%。

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