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円が主要通貨に対して全面安、日銀の追加緩和決定を受け - 9.19 日

東京外国為替市場では円が主要通貨に対して全面安となった。日本銀行が追加の金融緩和に動いたことを受け、円を売る動きが活発化となり、対ドルで4週間ぶりの水準まで円安が進んだ。 日銀の結果発表前に1ドル=78円70銭前後で推移していたドル・円は一時79円22銭と8月22日以来の水準まで円安が進行。ユーロ・円も一時1ユーロ=103円63銭前後まで円売りが進み、午前に付けた日中の円高値102円48銭から1円以上も円安・ユーロ高となった。午後3時25分現在はそれぞれ79円14銭、103円51銭前後となっている。 日銀は19日開いた金融政策決定会合で、長期国債と短期国債の購入額を5兆円ずつ増額し、資産買い入れ等基金における資産購入を45兆円から55兆円に拡大することを全員一致で決定した。 日銀の追加緩和は4月27日会合以来ほぼ5カ月ぶり。今回の追加緩和により、資産買い入れ等基金の総額は70兆円から80兆円に増加する。長期国債の買い入れは年内を24兆円、来年6月末までを29兆円に据え置き、その後、来年12月末までに5兆円増額する。短期国債の買い入れは年内は9.5兆円に据え置き、来年6月末までに5兆円増額する。 19日の東京株式相場は上昇。欧米に続く日銀の追加緩和を好感し、日経平均株価は5月以来の高値に急伸した。また、アジア株の上昇を背景に米国債相場は反落(利回りは上昇)している。 世界的な金融緩和で投資家のリスク許容度が改善する中、ドルも円以外の主要通貨に対して下落。対ユーロでは1ユーロ=1.30ドル前半から一時1.3085ドルまで値を下げた。
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