ユーロ、週ベース下落-出口遠いとECB総裁 - 3.1 日


ユーロは週間ベースで下落に向かっている。危機対応措置の解除はまだ先とした欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言や経済指標などを背景に売られた。対ドルでは4週連続の週ベース下落と、6月以来の長期続落になりそうだ。月間ベースでも2月は7カ月ぶりに下落に転じた。1日の指標ではユーロ圏の製造業活動縮小が確認される見込み。またインフレ鈍化も明らかになり、利下げへのハードルが低くなりそうだ。ロンドン時間午前6時58分(日本時間午後3時58分)現在、ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.3063ドル。前週末比では1%下落。対円では前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=120円87銭。前週末比では1.9%下げている。ユーロは2月に主要16通貨中14通貨に対して下落。対ドルは3.8%安、対円は3%安で月を終えた。

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