円が対ドルで3年半ぶり安値を更新、95円前半-米景気期待で - 3.7 日


円が対ドルで1ドル=95円前半へ下落し、約3年半ぶりの安値を更新している。海外時間に米雇用統計の発表を控えて、米景気の回復期待から円売り・ドル買い優勢の流れが続いている。 円は対ドルで一時95円44銭と、2009年8月14日以来の安値を付けた。午後1時現在は95円35銭前後。株高を背景にリスク回避に伴う円売りが優勢となっており、円は主要通貨全てに対して下落している。 ユーロ・円相場は一時1ユーロ=124円99銭を付け、2月25日以来の円安値を更新。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が金融緩和について踏み込んだ発言をしなかったため、ユーロ買い・円売りが活発となった海外市場の流れが続いている。 ドルは主要通貨に対してほぼ全面高。ユーロ・ドルは海外時間に1週間ぶりの水準となる1ユーロ=1.3119ドルまでユーロ買い・ドル売りが進んだが、この日の東京市場では1.3090ドル付近までドルが強含みとなっている。

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