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円が上昇、日本株の一段安で買い圧力強まる-対ドルで一時99円39銭 - 6.5 日

円が上昇。午後に安倍晋三首相が発表した成長戦略第3弾をめぐって、日本株が急落したのに伴い、円買い圧力が一気に強まった。対ドルでは一時1ドル=99円39銭まで円高・ドル安が進んだ。 この日のドル・円は上下値幅が1円を超える荒い展開。安倍首相の成長戦略に関する講演内容が伝わると、午前に安く引けたTOPIX や日経平均株価 が急伸したのに伴い、円は一時100円46銭まで下落した。ただ、その後に両指数が下落に転じると円買いが一気に広がった。午後3時2分現在の円は主要16通貨の15通貨に対して上昇している。 あおぞら銀行市場商品部の諸我晃次長は、株式相場が「安倍首相の成長戦略への期待で上がったが、内容を見てあまり具体策がなかったので、売られたのだろう」と述べた上で、「円相場は株価にらみで円高に振れた」と指摘した。「ただ特区などの規制緩和を実際にどのようにやるのか詳しく見てみないと判断しづらい」とも言う。 安倍首相は都内で開かれた内外情勢調査会全国懇談会で講演し、新たに国家戦略特区を創設し、外国人向けに医療制度を見直すなど「国際的なビジネス環境」を整えると表明。一般医薬品のネット販売の解禁など規制緩和を推進する方針も明らかにした。 為替市場ではドル買い要因となっている米経済の成長加速を見極めるために、7日の米雇用統計の前に発表のあるこの日のADP雇用統計に関心が集まっている。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想によると、給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが発表する5月の米民間部門の雇用者数は中央値で16万5000人の増加と、前の月の11万9000人増加を上回る見通しだ。
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