強調な英国の製造業PMIを受け、英ポンドが上昇 - 12.2 日


先週、イングランド銀行による住宅市場のバブルを回避するために抑制政策をとるとの発言を受けた英ポンドは対米ドルで上昇した。金曜日のGBPUSD相場は27ヶ月ぶり1.6436ドルの高値を更新したが、月曜日の朝方に少々下落。予想を上回った製造業PMIの発表後、ポンド相場はまた上がった。本日中の相場は上昇トレンドで推移すると予想。


回復した中国の製造業PMI及び予想を上回ったHSBC製造業PMIのものの、日本円は弱気。USDJPY相場は半年ぶり102.73円の高値を更新し、10.62円の抵抗線に近づいている。


USDJPY


中国からの好材料でコモディティ通貨が上昇し、豪ドル・米ドルは0.9054ドルから0.9169ドルまで引きあがった。朝方、ニュージーランド・ドルも0.8084ドルから0.8224ドルまで上昇した。


予想を上回った11月のユーロ圏の消費者物価指数の速報値及び12.1%まで縮小した10月のユーロ圏の失業率の発表を受け、ユーロ相場は堅調。朝方、ユーロは対ドルで1.3619ドル付近。午後はやや下がった。 EURGBP相場は下降トレンドで動き、10ヶ月ぶり安値を更新したことで0.8300ポンドのキーサポートラインを破壊した。


EURGBP


【注目ポイント】

FRBのバーナンキ議長の声明

米・11月ISM製造業PMI

米・11月非農業部門雇用者数(12月6日発表予定)

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