ドル指数は一週間ぶりの初上昇   - 4.14 日


最新のマーケット概観の通りに、金曜日のドル指数(USDIDXが先週1番目の上昇。ミシガン大学が11日に発表した4月の米消費者信頼感指数は予想を上回ったから。今日13時30分(中央欧州時間)に3月の米小売売上高統計、15時(中央欧州時間)に企業在庫が発表。弊社の意見では事前の予想によれば、ドルが伸びだと思う。



S&P 500株価指数 (SP500)は先週2.6%下落、ナスダック総合指数は(Nd100)3.1%安、2012年6月以来の大幅な下落となった。市場は、米銀JPモルガン・チェースの低調な決算内容そして生産物価指数が最近9ヶ月ぶりの0.5%最大増加などをきっかけに下落。投資家はインフレ率の上昇につれて企業の効率性が低下する恐れがある。

ユーロ(EURUSD)は続落(チャート上で下げとして表示される)。週末に欧州中央銀行ドラギ総裁はユーロ相場上昇がさらなる金融緩和措置を必要とすると述べた。最近12ヶ月間にユーロドルは5.5%高、ユーロ対円は10%増加した。今日17時45分(中央欧州時間)に欧州中央銀行理事会メンバーのノワイエ・フランス中銀総裁は講演。欧州中央銀行ドラギ総裁は緩和策の開始のきっかけとなれるユーロの上限は具体的に明らかにしなかったが、外国為替市場(FX)の投資家はユーロ伸びが1.39ドル水準にストップされると見通す。フランス中銀ノワイエ総裁の発言はより詳しくと予想。米商品先物取引委員会(CFTC)によればユーロのネットロングは1週間に2月末ぶりの23.3万枚減最大下落。



スイス国立銀行(中央銀行)のヨルダン総裁はスイス・フラン(USDCHF)の対ユーロ相場は下落すれば、 ユーロ圏の金融緩和策がスイスにも積極的な影響を及ぼすと指摘した。スイス中銀は2011年09月に1ユーロ=1.20フランをフランの上限に設定した。こういう上限は強いサポートとしてみられる。スイス中銀はインフレ率が今年0.0%、2015年に0.4%だと予想する。スイス国内総生産の成長率が今年2%になる可能。

牛肉価格(Fcattle)は史上最高となった。日本はオーストラリア産牛肉の関税を引き上げ、日本国内市場を豪州の生産者に対して開始した。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)米日交渉もまだ続く。オーストラリアは米国とインドに次ぐ世界3位の肉用牛生産者である。 牛肉価格の上昇は中国輸入が去年40%増加したことも理由にする。2014年の予想は異なる。米農務省は牛肉の中国輸出が高値と国内生産量が576万トンに達することを受け、今年10%削減と予想する。経済協力開発機構は中国への牛肉輸出は8年間にかけて例年7%増加し、85万トンに達すると見込む。

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