ユーロ5週ぶり安値圏、ドル指数反発 - 5.14 日


ユーロが対ドルで前日付けた約5週間ぶりの安値付近で推移。海外時間に欧州中央銀行(ECB)当局者の講演などを控え、追加緩和をめぐる発言への警戒感から、ユーロは上値の重い展開が続いた。ユーロ反落を受け、米ドル指数が反発した。米商務省が発表した4月の小売売上高(速報値)は、季節調整済みで前月比0.1%増加した。予想の中央値は0.4%増だった。前月は1.5%増(速報1.1%増)に上方修正された。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が13日に発表した5月のドイツ景況感指数(期待指数)は、33.1と、前月の43.2から低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス予想の中央値40も下回った。



ポンドも上昇。英産業連盟(CBI)が英成長見通しを引き上げたため、イングランド銀行(中銀)が利上げを実施するとの見方が強まった。



豪ドルは全面安。午後に発表された中国の経済指標が予想を下回ったことが売り材料となった。

ドル円相場は、ドル安・円高が進んでいる。日本の国内総生産(GDP)の発表へ注目。

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