海外株:決算や買収の動きで上昇 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

海外株:決算や買収の動きで上昇 - 7.17 日

買収の動きや決算を受けてタイム・ワーナーやインテルなどが買い進まれた。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新した。タイム・ワーナーは17%高。ルパート・マードック氏率いる21世紀フォックスはタイム・ワーナーに買収案を提示。タイム・ワーナーはこの提案を拒否した。インテルも高い。7-9月(第3四半期)の売上高見通しを受け、パソコン市場が2年間の低迷から回復するとの期待が強まった。IBMも買い進まれた。同社はアップルと携帯端末用のビジネス向けアプリケーション開発などで提携することで合意した。S&P500種 株価指数は前日比0.4%高の1981.57。ダウ工業株30種 平均は77.52ドル(0.5%)上昇の17138.20ドルで過去最高値となった。



欧州株式 市場では指標のストックス欧州600指数が4月以来の大幅高となった。ポルトガルの銀行を中心にユーロ圏の銀行銘柄が買われた。中国の4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP)成長率が予想を上回ったことも支援材料だった。ポルトガルのエスピリト・サント銀行は少なくともここ21年で最大の値上がり。同国紙ディアリオ・エコノミコによれば、同行は新規株主から20億ユーロの出資を得られる可能性がある。英豪系鉱山会社リオ・ティントは2.8%上昇。4-6月の鉄鉱石生産が11%増えた。イタリアの宝くじ会社ジーテックは4.1%値上がり。米インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(IGT)を47億ドルで買収することで合意した。



国内決算発表前の相場こう着を背景に証券株が安く、米国景気回復の緩慢さから輸送用機器や海運、鉄鋼など海外の景気敏感業種が売られた。午後にかけ為替がやや円高方向で推移したこともマイナス要因。半面、品川駅周辺の再開発観測から建設、JR東日本など陸運株は終日堅調だった。日経平均株価 は9円4銭(0.1%)安の1万5370円26銭。

金先物相場は反発。3週間ぶりの安値から持ち直した。インドの金輸入が6月に65%急増したことが手掛かり。

原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は反発。製油所稼働率がほぼ9年ぶりの水準に上昇した影響で、先週の米原油在庫は753万バレル減少した。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫も2008年11月以来の水準に減少した。



銅先物相場は反落。

農業先物相場は続伸。

IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back