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米国株:下げ埋める、ウクライナ情勢で - 8.18 日

米国株は下げを埋める展開。ウクライナでの衝突がエスカレートし、原油価格が大幅に上昇。エネルギー関連株が上昇した。石油のアナダルコ・ペトロリアム、シマレックス・エナジー、キンダー・モルガンはいずれも上昇。S&P500種株価指数の石油・天然ガス株価指数は0.5%高と、産業別10指数の中で最も上げた。百貨店のノードストロムは下落。売上高がアナリスト予想を下回った。モンスター・ビバレッジは急伸。清涼飲料最大手の米コカ・コーラがモンスターへの出資で合意したことが買い材料だった。S&P500種株価指数は前日比ほぼ変わらずの1955.06。ダウ工業株30種平均は50.67ドル(0.3%)安の16662.91ドル。

ロシア外務省は支援物資を積んだ車列が攻撃される恐れがあると警告した。親ロ派勢力をロシアが支援していると、ウクライナ政府は数カ月にわたり批判している。これに対しロシアは、ウクライナでの衝突には一切関与していないと繰り返し主張している。連邦準備制度理事会(FRB)の発表によると、7月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は0.4%上昇した。またニューヨーク連銀が発表した8月の同地区の製造業景況指数は予想以上の落ち込みだった。消費者マインド指数は年初来の最低をつけた。

欧州株式相場は下落し、週間ベースの上げ幅を削った。ウクライナ軍がロシアから越境してきた武装車列の一部を破壊したことを受け、指標のストックス欧州600指数は終了間際にそれまでの上げを消し下げに転じた。英投資会社SVGキャピタルは4.5%安。同業パーミラ・ホールディングスが保有株を全て手放したことが売り材料。一方、英豪系鉱山会社BHPビリトンは1.2%上げた。一部資産をスピンオフ(分離・独立)する公算が大きいことを明らかにした。スウェーデンの衣料小売り、ヘネス&マウリッツ(H&M)も値上がり。7月の売上高が急増した。



東京株式相場は小幅に6日続伸。親会社のスイスのロシュによる完全子会社化観測で中外製薬 が急騰し、TOPIX、日経平均株価の押し上げ寄与度 でトップだった。任天堂などその他製品株、国際原油市況の反発を受けた鉱業株も高い。TOPIX の終値は前週末比0.58ポイント(0.1%)高の1271.26、日経平均株価 は4円26銭(0.03%)高の1万5322円60銭。



投機家による小麦相場下落を見込む売り越しが6月以降で初めて減少した。黒海周辺からの供給に支障が出るとの見方が広がり、価格は1カ月ぶりの高値に上昇した。



コーヒー先物相場は続伸。

砂糖先物相場は小上昇。

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