ユーロが対ドルで1年4カ月ぶり安値更新-欧州債務危機で下値不安 - 1.6 日


ユーロが対ドルで前日の海外市場で付けた安値を下回り、2010年9月以来の安値を更新している。欧州金融セクターをめぐる不安など欧州債務危機の深刻化への懸念を背景に市場ではユーロの下値不安が強い。  ユーロは対ドルで一時、1ユーロ=1.2764ドルまで下落。また、対円では一時、1ユーロ=98円57銭を付け、前日の海外市場で付けた2000年12月以来の安値(98円48銭)に接近した。 クレディ・アグリコル銀行外国為替部ディレクター、斎藤裕司氏は、「朝からフランスの格下げのうわさが出ていた」とした上で、「一部では北朝鮮での核爆発のうわさも出ており、リスク回避の動きからドル買いになっている面もあるようだ」と説明している。ドル・円相場は一時、1ドル=77円26銭を付け、1週間ぶりドル高値を更新。午後2時35分現在は77円21銭前後となっている。

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