ユーロが対ドルで4日ぶり上昇-独仏首脳会議を控え - 1.9 日


ユーロがドルに対して4営業日ぶりに上昇している。ドイツとフランスの両首脳はこの日、ユーロ救済の基本計画策定を目指し、今年最初の会談を行う。ユーロは一時、対円で11年ぶり安値を付けた。同日発表される昨年11月のドイツの鉱工業生産が減少を示すと、エコノミストは予想している。メルケル独首相とサルコジ仏大統領はベルリンでの会談で、ユーロ圏の「財政協定」を打ち出した昨年12月9日の欧州首脳会議で協議された財政規律の新たな規則について詳細を話し合う。 ロンドン時間午前8時(日本時間午後5時)現在、ユーロの対ドル相場は前週末比0.2%高の1ユーロ=1.2744ドルでの取引。一時は1.2666ドルまで下げ、2010年9月以来の安値を付けた。対円でも0.2%上げ1ユーロ=98円05銭。アジア時間には2000年12月以来のユーロ安・円高水準となる97円28銭まで売り込まれる場面もあった。ドルは円に対しては1ドル=76円89銭となっている。

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