カナダの国内総生産が予想外に減少 - 2.1 日


ユーロがドルに対してほぼ1週間ぶりの安値に下落。欧州の当局者らがギリシャ債務をめぐる問題で合意できないとの懸念が広がった。カナダ・ドルは米ドルに対して3カ月ぶり高値から下落。カナダの昨年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)が予想外に減少したことが嫌気された。ドルと円は一時の下げを縮める展開。米国の消費者信頼感指数とシカゴ地区の製造業景況指数の低下を受けて、株価が下落したことが手掛かり。ユーロは主要通貨の大半に対して値下がり。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの銀行に対する「クレジットウォッチ・ネガティブ」指定を増やしたことが材料。 ニューヨーク時間午後3時56分現在、ユーロは対ドルで前日比0.5%安の1ユーロ=1.3085ドル。一時1.3042ドルと、25日以来の安値を付けた。ドルは対円で0.2%値下がりし、1ドル=76円21銭。一時76円16銭と昨年10月31日以来の安値を付けた。ユーロは対円で0.6%下げて1ユーロ=99円70銭。 ドルは主要通貨の半分に対して上昇。シカゴ購買部協会が発表した1月の製造業景況指数(季節調整済み)は60.2と、前月の62.2から低下した。また1月の消費者信頼感指数は市場予想に反して低下した。職探しの厳しさを指摘する声が強まった。

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