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ドル76円台前半で上値重い、米雇用統計控えこう着感も-値幅12銭 - 2.3 日

ドル・円相場が1ドル=76円台前半でドルの上値が重い展開となった。米金融当局による超低金利政策の時間軸延長を受けて、米景気動向が焦点となる中、この日は1月の雇用統計発表を前にドル買いを進めにくい状況が続いた。前日の海外市場で76円05銭までドル安・円高が進んでいたドル・円相場はこの日、午前の取引で76円14銭をドルの下値に、76円26銭まで上昇。午後にかけては値動きが鈍り、日中の値幅は12銭にとどまった。 ユーロ・ドル相場は午前の取引で一時1ユーロ=1.3115ドルまでユーロ安・ドル高が進んでいたが、午後にかけては、ドルが伸び悩みとなり、1.31ドル半ば近辺に押し戻されて推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)は1月24、25日に行った連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、政策金利を「少なくとも2014年遅くまで」異例な低水準で維持する意向を表明。「委員会は向こう数四半期の経済成長ペースが緩やかなものになると予想し、結果として失業率は緩慢なペースでしか低下しないとみている」と指摘した。 FRBのバーナンキ議長は2日、下院予算委員会での証言で、「幸いなことに、ここ数カ月は支出や生産、雇用市場の動きを示す指標が幾分か改善の兆しを示している」と指摘。一方で、「先行き見通しは依然として不透明であり、経済情勢を注視していくことが引き続き必要だ」と述べた。バークレイズ・キャピタルの逆井雄紀FXストラテジスト(ニューヨーク在勤)は、例えば失業率が7%に下がるというような結果になれば、トレンド転換も考えられるが、FRBの緩和姿勢が変わるほどのインパクトを与える数字が今回の雇用統計で出るのは難しいと予想。サプライズの内容となれば、発表後に多少の反応はあり得るものの、「すぐにドルの戻り売りが出る」とみている。
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