円全面安、対ドルで半年ぶり80円台-欧州問題落ち着き、米指標注目 - 2.22 日


円相場が一段安となり、対ドルでは約半年ぶりの円安値となる1ドル=80円台を付けた。ギリシャ支援の合意で過度な警戒感が後退し、米金利の上昇などを背景にドル買い・円売り優勢の流れが続いている。ドル・円相場は一時、80円07銭までドル高・円安が進行。80円台を付けるのは昨年8月4日以来となる。午後2時2分現在は午後80円03銭前後で推移している。 21日の米国債相場は3営業日続落。第2次ギリシャ支援決定を受けて、同日の2年債入札では逃避需要が後退した。10年債利回りは一時2.08%と1月24日以来の高水準を付けた。米住宅指標は米マクロ経済を見る上で非常に重要であり、住宅の底入れを確認するような内容が出てきた場合は、株も含めてポジティブに反応して、為替全体の動きとしてはリスクオンというモードになる可能性が高いだ。その場合、ドル・円相場はさらにドル高・円安だろうとみている。

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