円下落、日銀の追加緩和受け対ドル81円前半-発表直後は円買いも - 4.27 日


円が下落。日本銀行による金融政策決定会合の結果発表後、円買いが先行したが、その後円売りが優勢となり、ドル・円相場は1ドル=81円前半へ値を戻している。日銀は27日開いた金融政策決定会合で、資産買い入れ等基金における長期国債の買い入れ額を10兆円増額し、対象国債の残存期間を1-2年から1-3年に拡大すること、さらに基金の買い入れ期限を来年6月末に延長することを決定した。また、株価指数連動型上場投資信託を2000億円、不動産上場投信(J-REIT)を100億円増額する。政策決定は全員一致。ドル・円相場は日銀の結果発表直後、1ドル=80円後半から一時80円49銭まで円高に振れたが、すぐに切り返し、一時81円45銭まで円安が進行。ユーロ・円相場も1ユーロ=106円後半から一時106円28銭まで円買いが先行した後、107円48銭まで円が売られている。

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