ユーロが対円で2月以来の安値-欧州の財政規律に不透明感 - 5.4 日


ユーロが下落。一時は対ドルで1月以来、対円では2月以来の安値を更新した。フランス大統領選やギリシャの総選挙を受けて、ユーロ圏の債務問題をめぐる先行き懸念が再び生じており、ユーロ売り圧力が強まった。 ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.2955ドルと、1月25日以来の水準までユーロ安が進行。午後の取引にかけて1.30ドルちょうど近辺まで値を戻したが、上値は限定的となった。ユーロ・円相場は一時1ユーロ=103円24銭と、2月16日以来のユーロ安値を付けたあと、103円台後半で取引された。 ドル・円相場は朝方の取引で円買いが優勢となり、一時1ドル=79円65銭と、4営業日ぶりの円高値を付けた。その後は79円98銭まで円が押し戻され、午後の取引にかけて79円台後半を中心に推移。午後4時1分現在は79円83銭付近で取引されている。

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