ユーロの上値重い、ギリシャ政局不透明で-ドル円は80円付近 - 5.7 日


ユーロが対ドルで1ユーロ=1.30ドル台前半で、上値の重い展開が続いている。ギリシャの政局に先行き不透明感が生じる中、国際支援の条件となっている緊縮財政の実現が不安視されていることから、ユーロ売り圧力が根強い。 ユーロ・ドル相場は前日の取引で一時1.2955ドルと、1月25日以来の安値を更新。海外市場では1.30ドル台を回復し、日本時間の朝には1.3066ドルまで値を戻したものの、その後は1.3026ドルまで水準を切り下げる場面も見られている。 ドル・円相場は1ドル=80円ちょうどを挟んだ水準で推移。前日の日本時間朝に一時79円65銭と、4営業日ぶりの水準までドル安・円高が進んだあと、80円ちょうどまで値を戻し、この日は朝方に付けた79円88銭から80円08銭までドル高・円安方向に振れる場面も見られた。午後1時20分現在は80円ちょうど付近で取引されている。

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