ユーロが4カ月ぶり1.27ドル割れ、ギリシャ政局混迷で - 5.15 日


ユーロが対ドルで一時、1ユーロ=1.2700ドルを割り込み、約4カ月ぶり安値を更新している。ギリシャ政局の混迷が深まり、同国のユーロ圏離脱への懸念が強まっていることが背景。ギリシャでは連立政権樹立に向けた交渉が決裂し、来月にも再選挙が行われる。ユーロは対ドルで一時、1.2699ドルまで下落。1.2700ドル割れは1月17日以来で、午後1時32分現在は1.2714ドル前後となっている。ユーロは対円でも1ユーロ=102円30銭台から一時102円10銭付近まで軟化。ただ、早朝に付けた2月16日以来の安値102円05銭には届いていない。一方、ドル・円相場は米経済指標の上振れを背景に1ドル=80円台を回復した海外市場の流れを引き継ぎ、ドルの堅調地合いが継続。同時刻現在は80円40銭前後と午前に付けた3日以来の高値付近で高止まりの状態となっている。

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