ユーロ、対ドルで4カ月ぶり安値付近-スペイン入札を控え - 5.17 日


17日午前のロンドン外国為替市場では、ユーロがドルに対して4カ月ぶり安値付近で推移している。ギリシャから危機が拡大し、ユーロ圏全体で借り入れコストが上昇するとの懸念が高まる中、スペインが入札を控えている。 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は16日、ギリシャをユーロ圏にとどめるためにECBが原理原則を曲げることはないと示唆した。スペインはこの日の3年物と4年物の国債入札で、最大25億ユーロ相当を発行する計画。 ロンドン時間午前8時56分現在、ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.2723ドルで、前日からほぼ変わらず。16日には1.2681ドルまで下げ、1月17日以来のユーロ安・ドル高水準となった。対円でもほぼ変わらずの1ユーロ=102円17銭。前日には101円91銭と、2月14日以来の安値を付けた。円は対ドルでは1ドル=80円33銭で取引されている。

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