ドルへの買い圧力が上昇、ユーロや円の売り圧力が減収


ギリシャが救済融資の確保と通貨同盟からの離脱回避を目指し、改革・歳出削減案を提出したことが好感された。ギリシャの提案は債権者側が先月示した案に近い内容で、これと引き換えに535億ユーロの救済パッケージ確保を目指す。ユーロは対ドルでも上昇を維持した。ギリシャのチプラス首相は10日、同提案をギリシャ議会に示して支持を求めるほか、欧州連合(EU)は12日の首脳会議で同案を検討する。12日は合意の期限とされている。