米ドルのネットロングは続伸


商品先物取引委員会(CFTC)の7月28日までのレポートによると米ドルのネットロングは対メージャ通貨で29.77億ドルから29.8億ドルへ上昇。米労働省の発表によると、雇用コスト全体の約7割を占める賃金・給与の伸びを示す指数は前期比0.2%上昇と、1982年の調査開始以来で最低。第1四半期は0.7%上昇だった。諸手当を含む報酬全体の雇用コスト指数(ECI、季節調整後)は0.2%上昇した。連邦公開市場委員会(FOMC)は賃金上昇で景気が押し上げられ、インフレ率が目標の2%に近づくと期待している。今回の賃金の伸び鈍化を受けて、一部当局者は利上げの先送りを求める可能性もある。

ユーロへの売り圧力が減収。ユーロのネットショットは対ドルで1.06億ドルへ減収して、14.4億ドルだ。

日本円のネットショット0.14億ドルへ反落して、6.4億ドルだ。