米ドルのネットロングは、6週ぶり反落の後に上昇を開始


9月8日までのデータをカバーする商品先物取引委員会(CFTC)の報告によりますと米ドルネットロングポジションは対メージャ通貨で先週に21.61億ドルから22.07億ドルへ上昇。米労働省の発表によると、5日終了週の新規失業保険申請件数は前週比6000件減少して27万5000件。前日発表された7月の求人件数は過去最高に増加した。新規雇用は減少し、労働市場が引き締まる中で雇用者が条件を満たした労働者を見つけづらくなっている状況が示唆された。エコノミストの間では米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月17日に利上げを発表するかどうか見方が分かれているが、トレーダーの間では利上げを見込む確率はさらに低下している。

ユーロへの売り圧力が拡大。ユーロの売り越しは1.78億ドルへ上昇し、11.3億ドルだ。

日本円への売り圧力が減収。日本円の売り越しは0.93億ドルへ低下し、0.69億ドルだ。