CFTC発表:円の売り越し幅が引き続き縮小(1月28日終了週)


最新のCFTCレポートにより、新興国の資産が販売されてからユーロは対米ドルで上昇方向へ転換した。ユーロの買い越し幅は24億ドル、英ポンドの買い越し幅は22.9億ドル。その他通貨は対ドルで売り方向に傾いている。「LONG/SHORT RATIO」比較テーブルの数字を参照。

週間の変更幅を考察すれば、ユーロと円の変更が際立っている。トレーダーが資産を円に変換し、豪ドルのポジションを閉鎖した。資産が新興国からイギリスと欧州の経済に流出した。

円の売り越し幅がまだ最大であるがUSDJPY相場は上昇に逆転しようとしている。

反対に、豪ドルのショートポジションが58億ドルまで拡大した。AUDUSDは0.8662の水準で3年ぶり安値をつけた。

結論としては、ブルのトレンドが豪ドルに対してのみ強化してきた。ユーロの下降トレンドが逆転した。ポンドの買い越し幅が拡大した一方、CHF、JPY、CADの売りが鈍化した。