豪中銀に利下げ圧力高まる
オーストラリア準備銀行が、追加緩和を実施する必要がなくなる可能性を示唆したのと時を同じくして、世界市場の混乱が起こった。最近数日の世界市場の下落を受けて、スワップトレーダーは、ＲＢＡが過去最低水準である２％の政策金利を年末までにさらに引き下げる確率を約67％として織り込んでいる。この確率は１週間前の約39％から上昇した。ＲＢＡが国内の経済活動がおおむね改善されているとの認識を示したことで、８月前半はトレーダーの間で追加的な金融刺激実施の見通しが後退していた。
中国経済の減速が国内の成長を損なうとの懸念や商品価格への下落圧力を背景にＲＢＡが政策金利を引き下げるとの観測が広がり、豪州の３年国債指標銘柄の利回りは、過去最低まで８ベーシスポイント以内に迫る水準まで低下し、豪ドルも2009年以来の安値に下落した。
RSI-Bars指数は、下げ相場を示す。豪ドルは対米ドルで1週足相場のサポートライン0.70401を破壊すれば、売りのほうがいいだ。損きり注文は、0.74461に出せばいいだ。オーダー開封後、ストップロスは各四時間に次のフラクタルロー近くのパラボリック値に移動すればいいだ。そこで、決済レベルを損益分岐点に変更すればいいだ。
| 相場動向 | 下げ |
| Sell stop | 0.70401 |
| Stop loss | 0.74461 |