ユーロ上昇、G7電話会議控え政策期待-ドル・円は78円前半 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

ユーロ上昇、G7電話会議控え政策期待-ドル・円は78円前半 - 6.5 日

東京外国為替市場ではユーロが上昇。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話協議を控えて、欧州債務危機の拡大阻止に向けた政策対応への期待からユーロを買う動きが先行した。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で1ユーロ=1.25ドル台を回復し、一時1.2510ドルまでユーロ買いが進行。その後ユーロの上昇はいったん頭打ちとなったが、5日の東京市場では再び1.25ドル台に乗せ、一時1.2542ドルと先月29日以来の高値を付けた。ユーロ・円相場も海外時間に1ユーロ=98円ちょうどまでユーロが上昇し、東京市場では一時98円28銭と4営業日ぶりの水準までユーロ高が進んだ。あおぞら銀行市場商品部の諸我晃次長は、G7の電話会議について、「期待通りにいくかどうかは分からないが、あすのECB(欧州中央銀行)会合の前にやるということはECBの方で何かあるのかもしれないという連想が働く」と指摘。その上で、「だいぶユーロのショート(売り持ち)がたまっていたので、買い戻しは入りやすい状況」と説明した。一方、ドル・円相場は1ドル=78円前半で小動きだったが、アジア株が堅調に推移する中、午後にはドル買い・円売り圧力が強まり、一時2営業日ぶりの水準となる78円47銭を付けた。欧州首脳がユーロ圏支援の詳細をめぐって対立を続けていることから、市場はスペイン銀行業界の一段の悪化や、ギリシャのユーロ離脱の可能性への懸念を強めている。こうした中、G7の財務相と中央銀行総裁は5日に電話会議を実施する。カナダ政府が4日明らかにした。
IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back