ユーロ下落、欧州情勢の不透明感根強い-ドル・円は79円後半 | IFCM ジャパン
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ユーロ下落、欧州情勢の不透明感根強い-ドル・円は79円後半 - 7.3 日

ユーロが下落し、対ドルでは1ユーロ=1.26ドル台を割り込んでいる。欧州安定化メカニズム(ESM)などの要支援国救済の枠組みに不透明感が残ることから、ユーロの戻りは限定的となっている。 ユーロは朝方に付けた1.2609ドルを上値に、一時は1.2582ドルまで水準を切り下げ、午後1時15分現在は1.2586ドル付近で推移。また、対円でも1ユーロ=100円67銭から、一時100円23銭まで下落し、同時刻現在は100円41銭付近で取引されている。 ドル・円相場は朝方に付けた1ドル=79円89銭から、午前10時半すぎには79円59銭までドル安・円高方向に振れたが、上下ともに限定的で、午後1時15分現在は79円77銭付近で推移。前日の海外市場では、5月の米製造業受注が市場の予想を上回る伸びとなったことに加え、各国中央銀行の景気下支え策への期待感もあり、米株のほか原油や金などの商品市況も上昇してリスク回避ムードが後退する中、79円93銭まで円安が進む場面も見られた。 フィンランド政府はスペインの銀行救済の融資について、担保差し出しを求める姿勢を強硬に維持しているが、ESMが流通市場で国債を購入する権限についても反対の姿勢を示しており、ユーロ圏諸国の全会一致の賛成が必要だと主張している。 これに対し、ドイツのメルケル首相は、フィンランドの立場を「尊重しなければならない」と言明。半面、欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領は、ESMに関する決定への拒否権を個々の国が持つことはないと述べている。
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