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円買い優勢、欧州救済基金めぐる不透明感や世界景気懸念で - 7.10 日

ユーロが対円で5週間ぶり安値を更新した。欧州の恒久的救済基金をめぐる不透明感を背景にユーロ売りが先行。その後ユーロは下げ渋ったが、戻りは限定的となっている。 ユーロ・円相場は一時、1ユーロ=97円10銭まで値を下げ、6月5日以来のユーロ安・円高水準を更新。その後97円38銭まで値を戻し、午後2時5分現在は97円23銭前後となっている。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で2年ぶりユーロ安値、1ユーロ=1.2235ドルを付けた後、この日の東京市場では1.22ドル半ば付近で小動き。 ドイツ連邦憲法裁判所は、ユーロ圏の恒久的救済基金と欧州財政協定に関する判断には何カ月か要する可能性があるとの見解を示した。問題の複雑さを理由に挙げた。連邦憲法裁は10日、欧州安定化メカニズム(ESM)と財政協定の最終的な承認を合憲性の判断が出るまで差し止めるかどうかに関する審理を行った。 ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は、連邦憲法裁判所での公聴会で「ESMと財政協定の早急な批准は危機が悪化しないことを保障するものではない」と述べた。ドイツの上下両院は6月29日に財政協定とESMを承認。その後、財政協定などに反対するグループが提訴し、ガウク大統領は署名を留保した。 ドル・円相場は1ドル=79円半ば付近で東京市場を迎えた後、一時79円24銭まで円買いが進行。その後79円40銭付近まで値を戻し、足元では79円31銭前後となっている。
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