ドル78円台前半で上値重い、米雇用統計の下振れ警戒 | IFCM ジャパン
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ドル78円台前半で上値重い、米雇用統計の下振れ警戒 - 8.3 日

ドル・円相場が1ドル=78円台前半で上値の重い展開が継続。米雇用統計の発表を控えて、市場予想比で下振れした場合は追加緩和の期待が強まる可能性があり、ドル売り圧力がくすぶった。 ドル・円相場がは午前の取引で78円30銭を上値に一時78円07銭までドル安・円高が進行。午後は午前に形成されたレンジ内での取引が続き、日中の値幅は23銭にとどまった。午後4時6分現在は78円23銭付近で推移している。 クレディ・アグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司ディレクターは、米雇用統計について、「7月は教職員の整理などが多く、季節調整でうまくいかないと下振れする確率が高い」と説明。同統計は連邦公開市場委員会(FOMC)の景気判断材料として注目されているため、「下振れした場合は量的緩和第3弾(QE3)の発想に結びつきやすい」といい、ドル売り警戒感が根強いとしている。 一方、ユーロ・円相場は午前に1ユーロ=95円03銭までユーロ安・円高が進行していたが、午後には欧州中央銀行(ECB)政策委員メンバーのリイカネン氏が、ECBは準備が完了し次第行動する用意があると発言したことが伝わると、95円46銭まで値を戻した。 ユーロ・ドル相場も午前の安値1ユーロ=1.2167ドルから午後には1.2199ドルまで水準を切り上げている。 斎藤氏は、反対派は独連銀のバイトマン総裁だけで、リイカネン氏の発言内容は目新しくないとしながらも、前日に進んだユーロ下落の調整圧力がくすぶる中で、「買い戻しに効いた」と説明している。
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