FOMC:量的緩和第3弾、MBS無期限購入-時間軸も延長 | IFCM ジャパン
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FOMC:量的緩和第3弾、MBS無期限購入-時間軸も延長 - 9.13 日

米連邦準備制度理事会(FRB)は12-13日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明を発表し、長期証券の保有を拡大する量的緩和第3弾(QE3)を実施すると表明した。オープンエンド型の形式をとり、政府支援機関の住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入する。 バーナンキFRB議長は声明発表後の記者会見で、「継続的かつ持続的な労働市場の改善を期待している」と発言。「念頭に置いている具体的な数字はないが、過去6カ月間の数字はそうではない」と話した。 議長は現在の雇用情勢について、「深刻な懸念材料だ」とかねて発言しており、非伝統的な金融政策の拡大により、2009年2月から8%を超える水準で高止まりしている失業率の低下を図る。今回の決定に対しては共和党から批判が再燃する可能性がある。ボブ・コーカー上院議員(共和、テネシー州)はバーナンキ議長の政策について、景気をほとんど浮揚していないばかりか、連邦準備制度への信頼を損ねていると非難している。 FOMC声明は「少なくとも2015年半ばまで」フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロから0.25%のレンジで据え置く可能性が高いことを明記した。1月以降、FOMCは少なくとも2014年遅くまで超低金利を維持する方針を示していた。今回の声明は「景気回復の力強さが増した後も相当な期間、非常に緩和的な金融政策スタンスが引き続き適切になると想定している」と、時間軸長期化の理由を説明した。
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