円が全面高、日銀総裁人事や政府の外債購入への消極姿勢で


2/20 日
円が主要16通貨に対して全面高となった。日本銀行の次期総裁人事をめぐる観測や外債購入に対する政府の消極的な姿勢を背景に円買いが進んだ。 ドル・円相場は午後に円が一段高となり、一時1ドル=93円14銭と、3営業日ぶりの円高値を付けた。午前は日本銀行の白川方明総裁の後任人事で元財務次官の武藤敏郎大和総研理事長が候補から外れたとの一部報道を受けて、円売りが先行。93円83銭まで円安が進む場面も見られていた。午後5時15分現在は93円34銭付近で取引されている。 ユーロ・円相場は、午前に一時1ユーロ=125円90銭と、2営業日ぶりの円安値を付けたが、午後は124円90銭まで円が値を戻す場面も見られた。 この日の米国時間には、連邦準備制度理事会(FRB)が1月のFOMCの議事録を公表する。同会合の声明では、「労働市場の見通しが大幅に改善されない場合」、資産購入を継続する方針が示され、失業率が6.5%を上回り、インフレ率が2.5%以下にとどまると予想される限り、政策金利をゼロ近辺にとどめる考えも維持された。
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