ドル高が継続


12/20 日

19日に始まったドル相場の修正は長く続かなかった。逆に、弱気な米国マクロ経済指標にもかかわらず主要通貨に対するドル高が堅調になった。11月の中古住宅販売戸数は前月から4.3%減少し、季節調整済みの年率換算で490万戸となった。12月14日までの週の新規失業保険申請件数は季節調整済みで前週比1万件増の37万9000件と、3月以来の高水準となった。軟調な内容が特にドル相場へ影響を与えなかったことから、年末までにドル高が進行すると見込む。

米・第3四半期GDP成長率の確報値は本日21:30(日本時間)発表予定です。3.6%増予想。来週に発表予定している指標も予想を上回る場合、ドルは更なる支持を得ると思われる。

日銀は20日の金融政策決定会合で、資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やす異次元緩和の継続を全員一致で決めた背景にUSDJPY相場が引き上がった。ドル高・円安は日本の貿易に有益で、輸出増加を支援する。

有力格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は20日、欧州連合の長期信用格付けを最上位の「AAA(トリプルA)」から「AAプラス」に1段階引き下げたこで、EURUSD相場が下がりつつある。格下げの理由は、高い失業率と鈍いGDP成長率。

18日に3年半ぶり安値をつけたAUDUSD相場は上方修正中。今後の相場動向は中国のマクロ経済指標の発表後、明確になると予想。
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