FRB議長が想定より早い利上げに言及


7/16 日

米株式市場ではS&P500種 株価指数が下落。金融機関の決算が予想より好調だったものの、米金融当局が一部のソーシャルメディアおよびバイオテクノロジーの株価のバリュエーションに懸念を示したことが嫌気された。

ダウ・インターネット総合指数は0.7%下落。ナスダック・バイオテクノロジー指数 は2.3%下げた。たばこメーカーのロリラードは大幅安。同業レイノルズ・アメリカンはロリラードを債務も含め274億ドルで買収することで合意した。一方でJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループは上昇。市場予想を上回る決算が好感された。通常取引終了後に決算を発表したインテルは時間外取引で上昇している。S&P500種株価指数は前日比0.2%安の1973.28。ダウ工業株30種平均は5.26ドル(0.1%未満)上昇し17060.68ドル。小型株で構成するラッセル2000指数 は1%下げた。イエレンFRB議長は上院銀行委員会が15日開いた公聴会で、労働市場には「著しいスラック(たるみ)」が依然見られ、インフレ率はなお当局の目標を下回っていることから、金融緩和を推し進める必要があるとの認識を示した。また政策金利について、債券購入が終了した後も「相当な期間」低水準で据え置かれる公算が大きいと指摘。債券購入プログラムについては10月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合を最後に終了する可能性があると説明した。

欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は過去8営業日で6日目の値下がりとなった。テクノロジーや消費財関連の銘柄の下げが目立った。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容を見極めようとする動きもあった。ポルトガルのエスピリト・サント銀行は少なくとも1993年以来の安値まで売り込まれた。グループ企業の1社の短期債務はこの日に期限を迎える。

日経平均株価 は15円86銭(0.1%)安の1万5379円30銭。中小型株を中心に前日の米国株が調整した影響を受けたほか、続伸後の反動売りが優勢で、直近の上昇率が大きかった保険、ゴム製品株のほか、その他金融、非鉄金属株なども安い。



原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は下落し、1バレル当たり100ドルを割り込んだ。リビアの増産見通しで供給不安が和らいだ。イラクの戦闘は原油輸出に影響していない。エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「リビアの生産急増を市場が消化するのは大変かもしれない」と指摘。「市場の心配は非常に短い時間のうちに、供給不足から供給過剰へと変化した」と述べた。



天然ガス先物相場は反落。



金先物相場は続落。3週間ぶりの安値となった。ドルの上昇を背景に、代替投資の金買いが減退した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は議会証言で労働市場の「著しいスラック(たるみ)」を強調する一方、経済は堅調な軌道にあるとの認識を示した。




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