海外株:上昇、ポルトガルの銀行救済やバークシャーの決算を好感 | IFCM ジャパン
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海外株:上昇、ポルトガルの銀行救済やバークシャーの決算を好感 - 8.5 日

米株式相場 は上昇。ポルトガルがエスピリト・サント銀行の救済を明らかにしたほか、バークシャー・ハサウェイの決算で利益が市場予想を上回ったことが好感された。S&P500種株価指数は先週、週間ベースではここ2年で最大の下げとなっていた。



S&P500種は先週、週間で2.7%安と2012年6月以降で最大の下げとなった。アルゼンチンの利払い不履行やエスピリト・サント銀行が増資を命じられたことなどが嫌気された。ポルトガル中央銀行がエスピリト・サント銀行の経営権を取得したことを手掛かりに株式相場はこの日上昇した。ポルトガル中銀によれば、救済規模は49億ユーロ。先週はエスピリト・サント銀をめぐる混乱やアルゼンチン問題を受けて世界の株式市場では時価総額にして約1兆2000億ドルが失われた。 S&P500種は年初来で4.9%高。2011年以来、10%安の調整局面を経験していない。株価収益率(PER、実績ベース)は17.6倍と、2010年以来の高水準近くにある。

欧州株式 市場では指標のストックス欧州600指数が4営業日続落した。ネスレやノバルティスなどスイス株の下げが目立った。ポルトガル中央銀行が同国のエスピリト・サント銀行(BES)を救済したことで域内の金融不安は和らいだものの、相場上昇にはつながらなかった。

東京株式相場は4日続落、午後後半に先物主導で下げ幅を広げた。決算内容を受けた個別銘柄の強弱が鮮明で、4-6月期減益にアナリストがネガティブ評価を与えたLIXILグループ が売られ、減益の大成建設 、横浜銀行 も安い。為替市場で前週進んだ円安方向への動きも鈍り、中国経済統計の悪化も重しだった。



原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は反発。イラクで国際テロ組織アルカイダ系の武装集団が油田2カ所とクルド人住民が多数を占める町を複数制圧したことを受け、6カ月ぶり安値から戻した。また先週の4.1%下落は行き過ぎとの見方も買いを誘った。



砂糖、コーヒー、カカオ先物相場はボラティリティが高いだ。

金先物相場は反落。米国株の上昇を背景に、代替投資の金買いが減退した。過去5営業日では4日目の下げとなった。

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