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ユーロが103円台回復 - 9.23 日

ユーロは円に対し10年ぶりの安値を付けた前日から持ち直した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議声明が「力強く協調し国際的に対応することを確約する」と表明したことが安心感を生んだ。東京時間午後1時38分現在、ユーロは対円で103円03銭。ニューヨーク前日は102円64銭。同日は一時、102円22銭まで下げていた。対ドルは1ユーロ=1.3501ドル(前日は1.3465ドル)。 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は22日、世界が新たなリセッションの瀬戸際にあるとの懸念から株価が急落する中で、世界経済へのリスク増大に対処すると公約するとともに、欧州にソブリン債務危機の抑制を迫った。G20はワシントンでの会合後の声明で、「世界経済が直面する新たな課題に対し、力強く協調し国際的に対応することを確約する」と強調した。安住淳財務相によると、多くの国が欧州に対し、7月に約束した欧州金融安定ファシリティーの拡充の実行を求めた。 G20が当初予定していなかった声明を発表したことは、当局が成長支援で新たな政策を打ち出さなかったものの、投資家の懸念を警戒していることを示している。欧州債務危機の悪化や米国のリセッションへの懸念から、世界の45カ国で構成するMSCIオールカントリー世界指数は5月の高値から20%強の下げとなり、約2年ぶりに弱気相場入りした。 ユーロ圏諸国はG20声明で、10月14、15両日のG20の次回会合までにEFSFの柔軟性を増し、影響力を最大化させることを約束した。G20当局者は成長へ脅威として、「金融システムの脆弱性」や「政府債務へのストレスからの下振れリスクの増大」に言及。また、銀行の自己資本が十分で、資金確保ができるよう確実にするとし、外為市場での為替レートの過度の変動は経済に悪影響を与えることを再確認した。
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