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米景気回復への疑心とFOMC - 4.20 日

日銀の金融政策決定会合後のドル安・円高を予想する向きは、会合の翌週に4月米雇用統計が発表されることを見据えている。4月6日に発表された3月米雇用統計では非農業部門雇用者数の前月比の伸びが市場予想に届かず、米景気回復への期待のはく落につながっただけに、ドル/円の方向感を占うものとして、4月米雇用統計への注目度は高い。  来週は24日からFOMCが開催される。今回は米連邦準備制度理事会(FRB)の四半期経済予測とFOMC参加者個人の利上げ時期の予測が公表されるほか、バーナンキFRB議長が記者会見に臨む。新生銀行・市場営業本部の政井貴子部長は、市場の関心が日銀会合に集まるなか、FOMCにも目配りする必要があると指摘。「ツイストオペの実施期限が6月に到来する関係で、今回、次の一手について何らかの示唆をするのではないか」との見方を示した。  市場関係者の多くは、投機筋の円売りポジションがいまだに高水準にあるなか、重要イベントを契機に円が買い戻されることへの警戒感を抱いている。巻き戻しのトリガーがFOMCになるのか、日銀金融政策決定会合になるのかが焦点になる。もっとも、ドル/円に下方圧力がかかった場合でも、80円割れまで想定する向きは多くない。大手邦銀では、週足一目均衡表の「雲」の上限が控える80.40円付近が下値メドとみていた。
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