ユーロ反落、欧州先行き警戒解けず買い息切れ-ドルは79円前半 - 5.21 日
ユーロが対ドルで約1週間ぶり高値付近から反落している。ギリシャ情勢の先行きに対する警戒が解けず、スペインの金融不安もくすぶる中で、ユーロの買い戻しには息切れ感が出ている。
ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.2800ドルを割り込み、午後1時35分現在は1.2784ドル前後。前日の海外市場では1.2725ドルまでユーロ安に振れた後、一時1.2824ドルと今月15日以来の水準までユーロの買い戻しが進んでいた。
ユーロ・円相場も海外時間に1ユーロ=101円後半へ反発し、東京市場では101円77銭までユーロ買いが先行したが、その後はユーロが伸び悩んでいる。同時刻現在は101円49銭付近で推移している。 ドル・円相場は朝方に1ドル=79円44銭まで円が売られる場面が見られたが、先週に80円台を割り込んで以降のレンジの上限(79円46銭)を抜けることはなく、その後は79円前半でのもみ合いとなっている。午後1時35分現在は79円38銭前後。
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