リスク選好回帰 | IFCM ジャパン
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リスク選好回帰 - 1.4 日

好調な米経済指標を受けトレーダーが高利回りのリスク資産に資金を振り向けたことから、ドルは朝方の上げを解消し、ユーロに対して下落した。 米12月のサプライ管理協会製造業景況指数が再び上昇したことで、投資家のドル離れが加速した。米12月のISM製造業景況指数は57.0となり、市場予想の57.1にほぼ沿う形となった。米製造業部門はここ数カ月堅調な成長を見せており、景気回復ペースが持ち直す可能性を示唆している。米11月の建築支出も3カ月連続で上昇し、米経済成長に明るい兆しとなった。

一方、ドルは円に対し、日中高値からは下げたものの上げの一部を維持した。ドルが小幅反落したのは、ISM製造業景況指数の発表がきっかけとなった。 3日発表された経済指標は米国債利回りを押し上げたが、利回り上昇は、数少ない積極的な市場参加者がドル買いを続けるのに十分な材料とはならなかった。それどころか、トレーダーらにとって好調な経済指標はリスク資産に向かう手がかりとなった。米国株式市場と原油市場はリスク需要の高まりから最大の恩恵を受けた。

ユーロは、ユーロ圏12月の製造業景況指数(PMI)改定値が速報値から大幅に上方修正されたことにも、いくらか下支えされた。スペインとアイルランドの製造業PMIも堅調な兆しを見せた。

また、中国の李克強副首相が新聞の論説で、中国が今後もスペイン国債を買い続けると表明し欧州連合(EU)への支持を示したことも手がかりとなった。EU は中国最大の輸出市場であることから、EUの安定は中国にとって重要だ。

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