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商品価格下落を背景にドル上昇 - 1.5 日

米国の経済成長が加速している兆しが新たに示されたことを受け、ドルが大半の主要通貨に対して上昇した。米商務省が発表した11月の製造業受注は予想外に増加し、米連邦準備制度理事会は連邦公開市場委員会議事録で、ここ数週間の統計に示される景気回復は続くはずだとの見解を示した。金や銅、原油などの商品価格が大幅下落したことも、商品関連通貨を圧迫し、ドルを下支えした。

米経済成長が加速すれば、米国債利回りは押し上げられ、ドルの投資妙味は高まると、アナリストらは指摘している。米11月の製造業受注は前月比0.7%増加し、アナリスト予想の同0.1%減を大幅に上回った。3日には、製造業部門全体の成長が12月に加速したことが、別の統計で示されていた。

この日は商品関連通貨が取引を通じて圧迫されたため、米ドル高は加速した。商品相場に売りが広がったことを受け、オーストラリアドルは対米ドルで1%以上下落し、米ドルはカナダドルに対してパリティー(等価)水準に近づいた。オーストラリアとカナダの経済は原材料輸出に大きく依存しているため、両国の通貨は商品相場との関連性が高い。

この日の取引でドルに対して上値を伸ばした数少ない通貨のひとつは英ポンドだった。英国12月の製造業景況指数(PMI)が16年超ぶりの水準に達したことを受け、英ポンドは支えられた。

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