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米経済めぐる楽観的な見方でユーロ大幅安 - 1.7 日

ユーロが一時1.3000ドルを割り込み、1カ月超ぶりの安値に下落した。米景気回復への楽観的な見方が、投資家にユーロ売りを促したためとみられる。5日発表された米国12月のADP雇用推計で民間部門の雇用者数が予想を大幅に上回る伸びを示したことから、7日発表の12月雇用統計は長く低迷していた労働市場の改善を示すかもしれないとの期待が高まり、ドルを支えている。ほかの経済指標も米国の極めて活発な景気拡大を示してきたが、これまでは持続的な雇用創出は実現していない。

上昇するドルに対して守勢に回ったユーロは、多くのアナリストらが200日移動平均として指摘している1.3180ドルを割り込んだ。その後も下げ足を速め、心理的な節目である1.3000ドルを12月1日以来初めて割り込んだ。

米国12月の雇用統計では、非農業部門就労者数が前月比15万人増加すると予想されているが、伸びがこれを大きく上回れば、ドルは主要通貨に対する上げ幅を拡大し、特にソブリン債務問題に悩まされているユーロに対してはさらに上値を伸ばす公算が大きい。一方、アナリストらはユーロ圏懸念が過ぎ去ったのかどうか確信できないでいる。ユーロ圏17カ国のソブリン債懸念は、引き続きユーロの地合いを損なっている。

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