円売り進行、材料見られずフロー主導の動き | IFCM ジャパン
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円売り進行、材料見られずフロー主導の動き - 5.2 日

ドルは80.56円付近、ユーロは106.51円付近といずれも上げ幅を拡大している。「フロー主導の値動き。特段円売りを促す材料は見られず、東京時間の材料を引きずっているわけでもない」(米系銀行)との見方が出ている。ドル/円は80.37円付近。ムーディーズ幹部の発言で、日本国債の格付け見直しリスクへの警戒感が浮上。円売りが誘発されたほか、上海総合指数の上げ幅拡大もドル/円のサポート要因となっている。きょうは4月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)全米雇用報告が発表されるが、週末の4月米雇用統計を前に注目を集めている。ただ、「このところの米国の経済指標がまちまちの結果になっていることで、ドル/円の方向感がつかみにくい」(大手信託銀行)との指摘がある。米国のマインド指標では、4月30日の4月シカゴ地区購買部協会景気指数が市場予想を大きく下回ってドル80円割れの直接のきっかけになったが、1日には4月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回ってドル買いが進んだ。豪ドルAUDJPY=は82.94円付近。取引手数料の引き下げで上海総合指数.SSECが騰勢を強めるなか、株価敏感通貨である豪ドルがサポートされている。前日はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の大幅利下げで豪ドルには下げ圧力が掛かったものの、4月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回ると豪ドル/円は急上昇。利下げによる下落分をほぼ取り戻す格好となった。ユーロ/ドルは1.3220ドル付近。一時1.3211ドル付近まで下落したものの、足元では下げ止まっている。午前10時ごろまでの下げについて、市場では「米銀の売りや、ユーロ/ポンドEURGBP=がストップをつけたことなどが影響した」(信託銀)との声が出ていた。ドル買いの動きも下押し圧力として働いたという。
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