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円高圧力くすぶる、欧州懸念や米金利低下で-対ドル78円台 - 7.23 日

ドル・円相場が1ドル=78円台前半で推移。欧州情勢の先行き不透明感が増す中、前日の海外市場では米長期金利が過去最低水準を付けており、ドル安・円高圧力がかかりやすい展開となった。 ドル・円相場は朝方に付けた78円41銭を円の下値に78円21銭まで円高が進行。午前11時18分現在は78円22銭付近で取引されている。前日の取引では一時77円94銭と、6月1日以来の水準まで円が上昇したあと、海外市場で78円46銭まで押し戻されたものの、円の下値は限定された。 円は主要16通貨に対してほぼ全面高。ユーロ・円相場は前日の取引で一時1ユーロ=94円24銭と、2000年11月以来の高値を付けた。その後、海外市場では国際通貨基金(IMF)がギリシャ向け支援を打ち切る可能性があるとの一部報道の内容を否定する声明を出したことなどで、ユーロが95円台前半まで値を戻したものの、東京市場では94円台後半を中心に推移している。 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは23日、最高格付け「Aaa」を付与しているドイツとオランダ、ルクセンブルクの格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に変更した。欧州債務危機に関する「不確実性の高まり」を理由に挙げている。 23日の欧州債市場では、スペインで地方政府の財政問題が浮上したことで、同国債が売られ、10年債の利回りはユーロ導入以降の最高水準を記録。株式相場もストックス欧州600指数が3カ月ぶり大幅安となった。 米国市場でも株安・債券高となり、10年債の利回りは一時1.4%を割り込んで過去最低水準に落ち込んだ。ニューヨーク連銀は長期借り入れコストの抑制をめざし、残存期間が長めの国債を購入し期間が短い国債を同額売却するオペレーション・ツイスト(ツイストオペ)の一環として23日、18年7月から19年6月に償還を迎える米国債47億7900万ドル相当を購入した。
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